Mac の XAMPP でエイリアスを使う

WordPress のテーマを作る時は XAMPP を使って環境を構築しています。XAMPP を使うために、普段はサイトに関わる作業ファイルは全て /Users/username/Sites に置いているのですが、WordPress 関連のフォルダだけを /Applications/XAMPP/xamppfiles/htdocs に置いて作業していました。ふと別の作業をしている時に「WordPress のフォルダを置かなくても、htdocs ディレクトリに Sites ディレクトリのエイリアスを置けばいいんじゃないかな」と思い立って調べました。

環境

OS : OS X Lion (10.7.5)
XAMPP : Version 1.7.3

普通にエイリアスを置くだけではダメ

まず、最初思い立ったとおりに、Sites のエイリアスを作って、それを htdocs に置いて http://localhost/Sites/ にアクセスしてみました。すると、エラー。あれ、これじゃダメなのかな。

Apache の設定ファイル “httpd.conf” を編集する必要がある

で、ググってみたところ、参考になりそうなページ(初心者がWEB開発に挑戦 XAMPPのエイリアス設定)を発見。Apache の設定ファイル “httpd.conf” を編集することでエイリアスを設定することができるようです。

httpd.conf を見つける

上記のページでは Windows 版の XAMPP を利用されているので、Mac 版の XAMPP の httpd.conf の場所を記述しておきます。

/Applications/XAMPP/xamppfiles/etc/httpd.conf

httpd.conf を編集する

httpd.conf を見つけたらエディタで開いて編集します。先ほどのサイトを参考に、私はこのように編集しました。

#Sites ディレクトリへのエイリアス
Alias /sites "/Users/username/Sites"
<Directory "/Users/username/Sites">
    #ファイルが見つからない場合はファイルの一覧を返す
        Options Indexes FollowSymLinks Includes ExecCGI
    #全てのアクセスを許可
        Order allow,deny
        Allow from all
</Directory>

これで、XAMPP を立ちあげて、http://localhost/sites/ にアクセスすると、index.html があればそれを表示してくれます。無ければ、httpd.conf に記述されている通り、ファイルの一覧を表示してくれます。