はてブアプリのネイティブ広告、普通のエントリーと判別しやすくて良かった

以前、はてなブックマークを iPhoneアプリから見ていて良いなと思ったことがあったので、それについてメモしておきます。

ネイティブ広告(記事広告)というものがあります。これは、そのサイトにおけるコンテンツと同様の形式で掲載される広告のことを指します。例えば Twitter だったら普通のツイートと同じ形式で広告が流れてくるし、ニュースサイトだったらニュース見出し一覧の中に広告の見出しが紛れているような状態です。

このネイティブ広告、自分はあまり良い印象がありません。最近はどうなのかわからないのですが、広告であるという表記が凄くわかりづらいことが多く、ヒドいものだと広告を踏んで記事を読み終わった時にページ下部に小さく広告の表記があることに気づくものもあった気がします。

そんな感じでユーザーに気付かれないように、まるで人を騙すかのようにして広告を踏ませるものが多いため、記事内容に関しては満足したにも関わらず、広告記事だったということがわかってしまうと、途端にその広告主とそんな掲載の仕方をしているサービスに対しての不信感が増してしまうこともあります。

そんな時に、このはてなブックマークの iPhoneアプリを見て「おお」と思いました。それまで私が見てきたネイティブ広告の中で一番わかりやすく広告であるという表記がされていたのです。下の画像の「ロケーション抜群〜」というエントリーの箇所に “PR” という文字があります。

記事見出しの中にPRという文字がある

このようにちゃんと表記してもらえると、通常のエントリーとは違うものとして認識できます。やりすぎかもしれないけど、更に判別しやすくするために、背景色を通常のエントリーと変えてもいいかもしれないです。

このはてなブックマークの iPhoneアプリに限りませんが、ちゃんと広告であることを明示してくれると、そのサービスに対する信頼感が上がります。ちゃんとわかりやすく広告であるということが明示されていれば、絶対に広告を踏みたくない人は避けらるし、広告とわかっていても見出しの内容に興味があれば踏めるし。

うまいこと隠したと発信側は思っていても、大抵の場合誰かが気付くし、今の時代共有されて悪名や不信感が高まる可能性もある。なので、隠さずにもっと広告であるということを主張していった方がいいと思う。